太宰治、高村光太郎、神山茂夫:76年前の日米開戦の日の涙を振り返って

今日、2017年12月8日は1941年12月8日の日米開戦から、実に76年目である。あの日本海軍の攻撃機によって星条旗が破れ、巨艦が沈んだ12月8日の朝から、一人の人間が一生を終えられるほどの時間が経ってしまった。今日は少し、このことについて振り返ることにし…

東京タワーから続いてく道

昨日、東京タワーに登ってきた。銀座から歩いて約25分。御成門駅の近くで間近に333mの赤く光る鉄塔が見えてきた時、思わず映画『横道世之介』の高良健吾のように飛び跳ねてしまった。高さ250mの特別展望台は工事中だったので、150mの大展望台へ。夜景を観て…

エキタスの「上げろ最低賃金デモ」についての雑感

本日、4月15日(土)、エキタスが主催する「上げろ最低賃金デモ」に参加するので、参加に当たって思ったことを少しだけまとめてみました。 なお、私自身はエキタスの一員でも、その他の政党、政治団体、社会運動体などの構成要因でもないため、以下述べるこ…

書評:橋本伸也、沢山美果子〔編〕『保護と遺棄の子ども史』昭和堂、京都、2014年6月20日初版第1刷発行。

昨年のクリスマス期間にtwitterでAmazonのウィッシュリストを公開したところ、なんとF氏より *橋本伸也、沢山美果子〔編〕『保護と遺棄の子ども史』昭和堂、京都、2014年6月20日初版第1刷発行。 と *田澤佳子『俳句とスペインの詩人たち:マチャード、ヒメネ…

第一回現代詩朗読会「病人としての宮澤賢治――誰にだって言いたくないことはある」レジュメ

概要 著名な文化人から文科省、学校の先生、ヒッピーまで、今日宮澤賢治を称えない人は存在しないのではないかと思われるような立場の詩人、宮澤賢治。多くの人は農業の聖者、エコロジーの元祖としての賢治を語るが、賢治はそこに収まらない悲哀を抱き続けた…

ツイキャス告知(第一回現代詩朗読会)

はじめに 詩が欠けている。ポエムは満ちているが詩が欠けている。――日頃、そんなことを思いながら現代日本語詩集をたまに朗読している者として、ある日、この朗読をインターネットで配信してみたら面白いのではないかと考えてみました。 現代詩朗読会では著…

クリスマスを私に

“彼らは、クリスマスに喧嘩をするなんて恥ずかしいことだ、と言った。そのとおりだ! 本当に、そうなのである!” (ディケンズ/中川敏訳『クリスマス・キャロル』集英社〈集英社文庫〉、2010年11月13日第15刷、93頁) クリスマスが今年もやってくる いよいよ…

夢の終わり、夢のはじまり――開設の辞に代えて

最近、人と逢う夢を見る。懐かしい顔ぶれ、遭いたくて逢えなかった人、一度も逢ったことのない人。実に多くの人と夢の中で出会い、何かを話していたのだけれども、目が覚めた時には何を話したかなどはすっかり忘れてしまって、ただただ夢で逢ったことだけを…